キャンティの歩み―村岡和彦
「開店のころ」
店の前には、浜松町—四谷三丁目間の都電が走っていた。
六本木のはずれ、飯倉片町、逓信省貯金局庁舎(元日本郵便株式会社東京支社)のはす向かいの白い小さなビルの地下にレストラン・キャンティが開店した。昭和35(1960)年春のことだった。・・・
店の前には、浜松町—四谷三丁目間の都電が走っていた。
六本木のはずれ、飯倉片町、逓信省貯金局庁舎(元日本郵便株式会社東京支社)のはす向かいの白い小さなビルの地下にレストラン・キャンティが開店した。昭和35(1960)年春のことだった。・・・
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